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もう時効だろうと思いますので、私の友人が考え出した遠大なようで小心者な計画を紹介しましょう。
もう2年ぐらい前のことですが、とある友人がアフィリエイトを始めたころの話です。なかなか成果の上がらない友人が目をキラキラさせながら「すごい方法を思いついた」と興奮気味で話してくれました。詳細は成功したら報告するとのことでしたので、あえて追求しませんでした。それが正しい友人の姿勢というものです。
その1ヶ月ぐらい後でしょうか、「準備が整った」と以前にもまして目を輝かせた友人がやってきて、事細かにその「すごい方法」を説明してくれたのです。
まず自分のメインサイトとは別に、紹介したい商品リンクを設置したサイトを作ります。地道にリンク活動を行い、検索エンジンにサイトが登録されるのを待ちます。
商品名でそのサイトが検索されるようになったら、メインサイトの1ページで、「このキーワードで検索して買った商品はよかった」と紹介します。
つまり、そのキーワードで検索してもらい、別に作ったサイトへ来てもらって商品お買い上げという計画らしいです。当時はSEOという言葉が出回り始めたころでしたから、商品名だけで1ページ目に表示というのは比較的簡単な時代でした。
結果はというと2個は成約があったそうで、友人も満足そうでしたが、私はあえて助言しました。
「どうして、別サイトにしたの?」
「いや、そのほうが広告っぽくなくていいでしょ」
「買う人はそこまで気付いてないし、広告とわかっても買ってくれる人はいると思うよ」
「???」
「試しに紹介ページに商品リンクをのせてみてよ」
半信半疑ながら友人がそのとおりにすると、成約数が5倍になりました。
当たり前です。友人のサイトは、それなりに内容のあるサイトでしたし、関連性のある商品でしたから売れて当然なのです。
なぜ、そんな回りくどい計画を練ったのか未だに謎ですが、それを必要以上に突っ込まないのが良い友人というものです。ここでばらしてますけども(笑
ちなみにこの計画には、書くまでもなく大きな弱点がありまして、ひとつは検索エンジンの結果に依存すること、そもそも検索してまでそのページを見に行く人が少ないことなど、少し考えれば手間の割に成果が少ないことがわかります。
たぶん広告を掲載することで読者にどう思われるだろうかという恐怖心から生まれた計画だと思うのですが、手堅く情報サイトを作ってきた友人の心情を考えれば、わからない話でもありません。
その後の、怠らずサイトの情報を更新し続けた友人は、あっという間に私の収入を追い抜きましたとさ。
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